小倉真司と申します
講師ごあいさつ
ごあいさつ
ISK一真会代表 小倉真司
今の時代にあって、中学しか出ておらず、親が金持ちなわけでもなく特別な教育を受けたわけでもない自分が、二十歳で家を建て、高級車を何台も乗り回し、会社をいくつも持ち、毎晩豪遊し、それこそ獣のような生き方をしていたが、金があれば誰でもするような通り一辺倒で浅く幅の無いその生き方に疑いを持ち始めた二十代後半の頃、嫉妬する人や無知無明な人への嫌気からでた厭世感が引き寄せたのか、東洋的な哲学を好むようになり、独り孤独な思唯に溺れていった。
「学歴もない自分程度の人間がなぜここまでこれたのか?」
「世の中には人を活かす力と落とす力が存在しているようだがそれは何なのか?」
「そもそも人は何のために存在するのか?」
「宇宙は何のためにある?」
「物理法則はなぜできた?」
「脳に秘密が隠されているかもしれない!」
「物質について科学が語るものは構造や成分だが形象形態の説明の更に奥にある質問には答えられていない。それは何なのか?ではなくそれは何故それなのかを知りたい・・・」
まるで何かに呪縛されたように、あらゆるものを説明できる答えつまり真理を求める欲求に従って生きた。
中卒なのに学者気取りな私は、東洋思想や科学哲学や心理学など知的に感じたもの全てを自分に取り入れたいと想いつつ、実社会に於いて動いている政治や外交、環境問題などにも対峙していたが、姿勢を正せば叶うのか、不思議にも、保守の重鎮として日本のみならずアジア最強のネームバリューである頭山満の直孫に邂逅。側に置いてもらうこととなり、学び、修行しながら歳をとった。私が得た全ての経験や知識を袋に詰め込めば、中々のものになるだろう。而して苦労の量も、質も、大きさも桁違いではあったのだが。
ヤクザや右翼ではなく政治家でもない単なる市井の人とした立場を持ち、しかし内面には強くて篤い真心を秘めた人間として世の人々に寄与したい。と、この想いを堅持したことが、自分の強さだった。そして今、経験に基づいて蓄積した数々の知恵や知識を世々の人に伝えなければならないとの強い想いが、責任に代わっていったのだ。
私はいまの日本が嫌いである。が、同じようにこのつまらない国で生きている方々の人生に少しばかりでも彩を与えられれば、それはそれで苦労の甲斐があったと思えるに違いない。
真も誠もひとつのまこと
Fellow
仲間に逢いたい
私は頭山満の直孫を師匠とし、名門頭山家に長らく仕えているが、それ以前のもっと若い頃からも年長の人に気に入られることが多かった。善きも悪しきも師弟関係から得た養分が自分を育てたと言って過言でないが、人物の大小に関わらず昔はすべからく、若い時分から人は師を持ち、そこに仕える友と一緒に成長したものである。なるべく多くの人と関わり、目上からは情を受け、友と助け合いながら可能性を探るということが絶対に有益なのである。世間から人情が消えた今だからこそ、多様な仲間と出会いたい。