アメリカの衰退

二極化する派遣構造

Global south

BRICSとG7との二極化に移行する覇権

パリ家のジェームズ・ロスチャイルドが幕府を支援し、同じくロスチャイルド家の三男、ロンドン家のネイサン・ロスチャイルドが薩長同盟を支援した幕末から明治の内戦は、討幕派である薩摩長州が勝利し、以降、伊藤博文をはじめとする長州閥の重鎮は何度も渡欧して西洋文明を持ち帰った。ロスチャイルドの狙いだった金融ビジネスも、高橋是清の活躍により日本に金本位制度を定着させることで成就したと言えるだろう。

以降、二回目の世界大戦でアメリカに降伏し、ロスチャイルドに代わってロックフェラーの支配下に置かれる日本だが、ロスチャイルドからロックフェラーへと移行していく過程とは全く別の側面にて、したたかにも日本自体を転覆させようとする巨大な勢力があった。この事を知らなければ、現在の日本や世界の政治を理解することは出来ない。ちょうど、大戦の間際に力を発揮することとなった巨大な勢力は、日本の歴史を捻じ曲げるほどの力と、狡猾さと、危険性、残虐性を懐に隠しつつ、日本の、しかも政府の中枢や天皇の近くにまで入り込んでいたのである。その名はスターリニズム。つまりロシアを皮切りに世界中を共産化するべく活動していた、今で言う左翼である。

戦後の右翼は、このスターリニズムとの戦いに終始した。政府の力ではどうにもならない時代には率先して赤狩りを行ったが、大正から昭和初頭にかけて政府がもっとシビアに取り締まっていたならば、多くの一般市民を犠牲にした日米間の戦争は起きなかったし、中華人民共和国の建国も、朝鮮やベトナムの分割も、現在進行中であるアメリカの衰退もロシアとウクライナの衝突も、もっと言えばコロナウィルスの蔓延とそれ以上に危険なmRNA(コロナワクチン)の接種問題も、日本で始まる昆虫食も、添加物汚染も神経毒を農薬に使うことも、なかったに違いない。現在、この世界に存在している我々人類の平穏を脅かしている諸悪の根源、悪の枢軸は、人類史上最も悪質で愚劣なアメリカの左翼なのである。

その元をたどれば、ロスチャイルドの支援を受けていたマルクス・レーニンの思想を継承したかのようにみせたスターリンが、ロックフェラーの後押しに乗りトロツキーを追い出し、ソビエト社会主義共和国連邦(ソ連)の指導者に就いたことと、一方、アメリカに逃げ込んだトロツキストが、アメリカ内部で革命的左翼活動を始めたことに由来する。ちょうど今、J・ブッシュ、オバマ、バイデンと続いてきた軍産系グローバリストの陰謀によりアメリカが崩壊の瀬戸際に立っているが、この動きの源流はトロツキストから派生した諸群であり、大きくまとめるとディープステート(DS)と呼ばれる人たちのことである。戦争直前の日本では、トロツキストだったルーズベルトと近衛文麿の密約と指揮により、皇御国日本を転覆させるべく、風見章、大政翼賛会、尾崎秀実、西園寺公一、白洲次郎、朝日新聞などの工作と、耳目を塞がれた山本五十六など好戦派が合わさって、おおかたの軍人や政治家が反対した対米先制攻撃を行ったが、そこと、日本の今と、ロシア革命と、アメリカ左派と、世界の混乱は、全て繋がっているのである。

現在の中東和平構造とドル離れ、イスラエルの弱体化やBRICSの台頭といった潮流の推進力は反アメリカ主義である。日本も、このまま流れに乗れずにいたら、アメリカを追って沈没するしかなくなってしまうだろう。フランスも、ドイツも、アメリカは同盟国が欲しいのではなく家来が欲しいのだと言っている。ロシア・ウクライナ紛争やコロナ、コロナワクチンにまつわる西側メディアの杜撰さや、大統領選挙での不正と、それにまつわるアメリカ民主主義の脆弱性が露呈した今こそ、日本は王道に立って正義を振るわなければならないのだ。

“Let me issue and control a nation’s money and I care not who writes the laws”

「私に一国の通貨の発行権と管理権を与えよ。そうすれば、誰が法律を作ろうと、そんなことはどうでも良い。」

これは初代マイヤー・アムシェル・ロスチャイルドが残した有名な言葉である。
「一国の中央銀行を支配すればその国全体を支配できる」からだ。

また、マイヤー・アムシェル・ロスチャイルドの妻であり、ヨーロッパを支配した5人兄弟の母でもあるグートレ・シュナッパーは

「私の息子たちが望まなければ、戦争が起きることはありません」

と語っている。

Fellow

仲間に逢いたい

私は頭山満の直孫を師匠とし、名門頭山家に長らく仕えているが、それ以前のもっと若い頃からも年長の人に気に入られることが多かった。善きも悪しきも師弟関係から得た養分が自分を育てたと言って過言でないが、人物の大小に関わらず昔はすべからく、若い時分から人は師を持ち、そこに仕える友と一緒に成長したものである。なるべく多くの人と関わり、目上からは情を受け、友と助け合いながら可能性を探るということが絶対に有益なのである。世間から人情が消えた今だからこそ、多様な仲間と出会いたい。

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