サムライの精神論
頭山満の精神に倣い我が道を拓く

頭山精神。天道精神とも日本精神ともいわれるが、統括していえば「まことの道」人間が歩むべき真実である。

人間は魂を鍛えることだけを考えておればいい。あとは何もいらぬ

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サムライの精神論

巨頭、頭山満が成した偉業はGHQに抹消されたが、現代においても、諸事を理解するうえにおいてその裏側を訪ねれば頭山満の存在を避けては通れない。なぜそうなったのかという点と点を繋ぐには頭山満とその門下もしくは影響を受けた壮士の存在なしでは日本の歴史が紡げないのだ。

然るに頭山満について、戦後は、その名前を巷間にて口を出すことさえ憚れたが、その勤王精神と保守的な愛国心は皇御国である日本に必要不可欠のものである。戦後も、日本には頭山満のような人物が必要であると、保守派の政財界で強く説かれてきた。
ところが、私の知る限りだが、頭山満の偉業や歴史を紡いだものはあってもその本意、つまりなぜ頭山満は偉大だったのか、その生き方の背後にあった思想、戒、精神構造、教学、哲学、そして頭山満を興した神通、霊的なちから、さらにはあの巨人を動かした神秘的な動力には触られたことがないのである。頭山満の生き方は、可能性の頂点を目指すものであり常に道を拓いていくものであり、神の応援を得るものであるのに、その生き方そのものの解説が表に出たことが無いのである。

現代において、神を意識した頭山満の生き方は古臭い精神論と思われるかもしれない。今や日本人は、「ごりやく」という不遜な意識で神に向かい、あるいは願い事をかなえてくれるのが神だと錯覚し、叶わないからといって神の存在を軽視する。そのような錯覚も日本人から精神主義を遠ざけた理由の一つであろうが、しかし価値観が違えども人間を取り巻く実質的かつ空間的な構造は何一つ変化していない。「理」を理解し、人間の本意を理解すれば、この世の中全てに神秘性がしみ込んでいると知るだろう。

人生とは「妙」である。しかしこの不可思議な造りをした空間構造を知り、人間としての本位を知り、自分が存在している意味を知り、よって立つところの「サムライの精神主義」を法として自らの中に立体化し実践したならば、生きがいは簡単に手に入る。

頭山満という大人物も、真実を内証に得て生き抜いた人である。

頭山家に縁を持った私の恩返しとして、この「妙義」を、現代人が納得する形で説明する。

頭山満先生

頭山満翁に関しては、翁の現役時代である明治の頃より今までずっと多くの人に語られつつも、いまだかつて、「頭山とはなにか?」という問題に対して明確な答えを打ち出せた人はいない。
せいぜい、玄洋社、大アジア主義、巨頭、右翼、右翼でも左翼でもない、ラス・ビハリ・ボース、金玉均、タゴール、孫文、蒋介石、広田弘毅、フィクサー、国家主義云々といったところか。がしかし、これらの文言は、頭山が具備するところの卓越した精神が動いた結果をただ端的に表現したにすぎず、あるいは頭山を語る座標の一部でしかない。
頭山の軌跡を縷々編纂することはできても、「頭山とは何か」、ということを言葉や文章で表現することは不可能だったのだ。

また、サムライの時代に名を上げた武将を以って頭山満と同じく歴史上の偉人と語る人がいるが、思傾してみれば、それがたとえ秀吉であろうが信長であろうが家康であろうが、彼らは、時代という背景に反駁することなく、あるいはその潮流を生かしつつ世を踏み台にして功を鳴らせた、すなわち功名心の獅子となる。
頭山とは全てが違う。
頭山は、近代化、あるいは欧化の波荒れるときにあって、廃刀しつつもサムライとして地に足をつけ、己の利を捨てて国に義を尽くし、身を殺して仁を成し、日本人としての操を固くしつつも一方では文明の許すべきものを許し、東西の和合調和を頼み、古くても善きものは温め、良からぬものは潔く捨て、功を欲しがらず、狙わず、地位も名誉も求めなかった在野の獅子である。語られる戦国武将とは根本も成り立ちも全く違うのだ。

頭山満は、日本人が千年以上に亘って考え、考え、考えつくしたところの答えすなわち「武士(ヒト)のかくあるべき姿」を近代社会で表現しつつ生ききった、本物のサムライなのであり、あるいは霊長類としてあるべき思想、真実を自らの行動にして世に示しつつ、世間において人はどこまで大きく生きれるかという手本を、理想論としてではなく実践的に知らしめた「人間の手本」なのである。この精神を倣い、学び、同じく実践すれば、誰にでも道がつき、拓かれる。

頭山満の動画

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頭山満-その精神に倣い道を拓く

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